←back(すくすくめーる目次へ)

 




1歳2ヶ月の男の子。子どもの集まる場所に行って、よその子が近づいて来るとすぐに手を出して押したり、顔を引っ掻いたりするから、私はいつもヒヤヒヤ。その瞬間「アッ!」とか「ダメでしょう!」とつい大きな声を出してしまいます。それで、最近は"また今日も…"と思うと出かけるのが憂うつになるんですが、子ども同士の出会いは大事なんですよねぇ。

1歳10ヶ月の女の子。いつも遊んでいる友だち親子が我が家に遊びに来た時、最近は使っていないおもちゃをその子が使おうとすると、「ダメッ!○ちゃんの!!」と言って、取り上げてしまいます。「使ってないから貸しなさい!」と言い聞かせると、「イヤー!」とわめくし、おもちゃを取り合って負けると近くにある物は投げるし、私をたたくし、前はこんなじゃなかったのに、どうして意地悪な子になったの〜と、ショックを受けてます。

0歳の頃、まだ狭い範囲でしか動けなかった赤ちゃん達も、1歳過ぎて歩けるようになり、いろんな物に触れるのがうれしくてたまらないようじゃね。この時期は、ミニカー、ボール、生き物など動くもの、音のする玩具や日用品などを見つけると、目を輝かせて近づき、手を出さずにはいられない。特に人の顔は動くし、声を出すし、とても魅力のある対象で、触れてみたくなるのは当然じゃね。もちろん相手はびっくりしたり、嫌がったりするけど、目覚め始めた好奇心でいっぱいの1歳児はそんなことに気づくことはまだまだ無理。

一人っ子や、子ども同士で遊ぶ経験の少ない子にとって、自分のものに触られることに最初はショックを受けるもの。また、納得できていない時に「貸しなさい!」と命令されると強く反発を感じて、余計に強情になり、わからずやになるのもこの年齢の特徴で決して変な子ではないよ。人とは遊びたいけれど、自分の思い通りにしたいし、人に命令されるのはイヤという葛藤を経て、少しづつ子ども同士も気持ちが通い合い、一緒に遊ぶことが楽しくなっていく。大人のいいなりの良い子はかえって心配じゃね。


1: 子どもの爪は短く切っておく。(不必要に傷つけないように)
2: 親同士はさわやかに「ごめんなさいね」と挨拶しあう。
3: 明らかに危険な状況になりそうなときは・・・「お目々はあぶな〜いね」「少し離れようね〜」と穏やかに行動を止めたり、子ども同士に距離をとってあげる。

1: 「キャー!なんでそんな事するのー!」とパニックになりヒステリックに叫ぶ。
2: どうしてうちの子は悪い子なのと否定的に見たり、言ったりすること。
3: 狭い室内に年齢差の大きい子が密集したり、遊具が少なく遊びにくいなど子どもにストレスの強まる環境で過ごさせること。


1: 公園など広い空間で、子ども同士の出会うチャンスを数多く作る−トラブルが少なく、付き合う楽しさを学びやすい。
2: よその家には自分のおもちゃも少し持っていく。また、相手のものを使うときは、いきなり手を出さず「かして」「いいよ」という手続きの必要なことを知らせる。
3: 頭ごなしに怒らず、「そうか、貸すのはいやなんだね。でも○○ちゃんはおもちゃがないから困ったね」と、子どもの気持ちを受けとめて、ゆっくり判断させる。(納得すると、少しずつコントロールが育ちます)
ただし、危険な時はすばやく対応してね。

1: 本人が納得していないのに「貸しなさい」「ごめんなさいは」と命令すること。
2: 自分の子が良い子であることを求めすぎる。通常どの子も持っている、わがままや意地悪な面を見せると強く拒絶して、子どもの自然な気持ちを出せなくしてしまうこと。

←back(すくすくめーる目次へ)